プロダクトコンセプトの作成・UIUXデザインの制作、広告クリエイティブの制作、広告運用、利用規約等のリーガルドキュメントの作成、公式サイトの作成、プロダクト開発等を実施しました。
参入する市場の選定
2023年8月、私たちは「toCサービスにおいて最も客単価が高いサービスは何か?」という問いに対して、徹底的な調査を実施しました。課金率、利用者数、平均課金額、そして競合サービスが存在する中でも顧客が継続して利用する可能性など、あらゆる側面を検証した結果、マッチングアプリ事業が最も有望であると判断し、マッチングアプリ事業を開始することを決定しました。
デザインからバックエンドまで一気通貫した開発体制の構築
開発体制については、私(CEO兼PdM)がUI/UXデザイン、フロントエンドコーディング(Flutter/Dart)、Webデザイン制作、Webサイト実装(Studio)、法務(リーガルチェック、弁護士とのコミュニケーション、利用規約・プライバシーポリシーの作成)、マーケティング(クリエイティブ制作、Web広告運用)を担当し、CTOがバックエンド、インフラ、セキュリティを担当しました。一見すると私の担当領域が多く見えますが、バックエンドやインフラの構築は非常に専門的かつ重要な業務であり、業務量としては均衡が取れていました。
顧客との対話課題の発見と仮説の構築
ただのマッチングアプリを制作するだけでは意味がありません。顧客の課題を明確にするために、複数の友人から意見を集め、「どのユーザーが今アクティブなのかわからない。アクティブではない人にいいねをしても、結果的にマッチできないことが多い」という課題を発見しました。これを踏まえ、リアルタイム性を重視したマッチングアプリが顧客にとって価値のあるプロダクトであるという仮説に至りました。
SNSのようなマッチングアプリ
そこで生まれたアイデアが、「SNSのようなマッチングアプリ」です。このコンセプトに基づき、UI/UXのデザインを進めていきました。ムードボードやUIKitを通じてプロダクトの雰囲気を統一し、チーム全員で一丸となって取り組みました。この際、顧客も巻き込み、より多様なメンバーとともにプロダクトを育てていくことが不可欠です。アイドルがファンによって育てられるように、プロダクトもまた、ユーザーの愛情によって成長していくのです。